ボロロン速報 | 韓嫌まとめブログ

横浜国立大学の村田忠禧名誉教授はこのほど、「尖閣諸島（中国名：釣魚島）は中国に帰属する」
と主張する書籍を中国で出版した。
村田教授によれば、「歴史的な事実」として、尖閣諸島は琉球諸島に属すものではないと主張し、
さらに「売国奴と罵られても気にしない」と述べた。

村田教授は「尖閣諸島は日清戦争勝利の機に乗じて占有したものである。
沖縄と尖閣諸島は海溝で隔てられているが、中国と台湾と尖閣諸島は同じ大陸棚でつながっているほか、
古来より中国漁民は同海域で漁業を行っていた」と主張しており、日本政府の見解と真っ向から対立するものだ。

中国メディアの1つである南方週末はこのほど、村田教授に対するインタビューを行い、
そのやりとりを簡易投稿サイト・微博を通して伝えたところ、中国人ネットユーザーから称賛の声が多く寄せられ、

「歴史に忠実な人だ」
「民衆から唾をかけられても真実を擁護する。これこそ真の学者だ」

など、賛辞のコメントが相次いだ。村田教授の主張は中国側に有利な主張であり、
ネットユーザーらの反応は当然と言えよう。しかし、日本の国益に反する言論が許されるということに驚くユーザーも少なくなく、

「日本では個人の意見を自由に発表できるということに驚いた」
「わが国の専門家で釣魚島が日本領と言える勇気のある人がいるだろうか」

といった感想も寄せられた。中国で言論統制が行われていることは周知の事実であり、
中国国内において政府の意向に沿わない主張が書籍として出版されることは絶対にありえない。
これらのコメントは、中国に言論の自由がないことを嘆くものと言えよう。

確かに日本には言論の自由があるものの、村田教授の主張が日本国民に受け入れられるとは考えにくく、
日本で書籍を出版しても売り上げはあまり期待できないかも知れない。（編集担当：畠山栄）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1125&f=national_1125_003.shtml