ボロロン速報 | 韓嫌まとめブログ

１６日、鳥取県湯梨浜町の海岸に円筒形の金属製の物体が漂着しているのが見つかりました。物体の内側には配線のようなものがあったということで、鳥取県は北朝鮮が発射したミサイルの破片ではないかとして１７日、政府に報告しました。
鳥取県によりますと１６日午後２時ごろ、湯梨浜町の海岸をパトロールしていた県の職員が金属製の物体が漂着しているのを見つけました。
物体は縦およそ１メートル８０センチ、横が１メートル２０センチほどで円筒形の金属が縦に割れたような形をしていて、内側には配線のようなものもあったということです。
物体は、ことし２月に韓国で「北朝鮮が発射したミサイルの破片とみられる物体」として報道された写真のものと形がよく似ていることから、鳥取県は北朝鮮が発射したミサイルの破片ではないかとして１７日、政府に報告しました。また、鳥取県は緊急の会議を開き沿岸で不審な漂着物を見つけた場合には触らずに県に連絡するよう呼びかけていくことを決めました。
鳥取県の平井知事は「韓国で報道があった飛しょう体の一部と極めて似ているので北朝鮮が発射したものの可能性があると思う。政府と連携しながら対応していきたい」と話しています。

■「危険物ではないかとの不安を感じた」
鳥取県によりますと１６日午後２時ごろ、鳥取県湯梨浜町の海岸の護岸をパトロールしていた鳥取県中部総合事務所の職員が金属製の物体が漂着しているのを発見し、警察に通報したということです。
「不審物が発見された」という連絡を受けて現場に向かった維持管理課の和久田倍作係長は、「警察が到着するまでロープで固定しておくなどの作業に当たった。これまでに見たことがない物体だったので驚くと同時に危険物ではないかとの不安を感じた」と話していました。

■住民「いい気持ちはしないし怖い」
漂着した海岸近くに住む９０歳の男性は「このあたりには韓国や北朝鮮のうきや漁網などがたくさん流れてきますが、大きなものが流れてきたというのは初めて聞きました。いい気持ちはしないし怖いです」と話していました。
また、７５歳の男性は「見つかった金属が危険なものではないといいと思います」と話していました。

■防衛省「確たること申し上げるの困難」
防衛省の武田博史報道官は、記者会見で、「きのう不審な漂着物が発見され、通報を受けた警察が危険性がないことを確認したうえで、倉吉警察署に一時保管されていると聞いている。鳥取県から消防庁に報告があり、本日、政府の関係省庁会議が開催され、今後の対応について協議したと聞いている」と述べました。
また武田報道官は、「北朝鮮が発射したミサイルの一部ではないかという指摘があるのは承知しているが、防衛省として現時点で確たることを申し上げるのは困難だ。いずれにしても関係省庁と連携して対応していきたい」と述べました。

■菅官房長官「情報収集、分析行っている」
菅官房長官は午後の記者会見で、「詳細を確認中で、現段階において、漂着物が、ミサイルの破片であるかどうかについて確たることを申し上げることは困難であるという報告を受けている。政府としては、あらゆる可能性を排除せずに、鳥取県と連絡を取りながら、関係省庁が連携し、情報の収集、分析を行っている。分析の結果を確認したうえで今後の対応を決めていきたい」と述べました。

NHK：http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160617/k10010559911000.html?utm_int=news_contents_news-main_003