ボロロン速報 | 韓嫌まとめブログ

河野太郎外相は３日、就任１年を迎えた。
積極的な外国訪問が注目を集め、有力な「ポスト安倍」候補の一人として、存在感が高まっている。
ただ、外交を優先するあまり、国会運営に不満を漏らし、野党の反発を招いている。

　「各国外相との信頼関係の確立が大切だと実感し、これまでの努力が多少なりとも実りつつあるのではないか」。
河野氏は２日、滞在中のシンガポールで記者団に、「河野外交」の手応えを語った。

　河野氏は就任以来ほぼ毎月、外国に足を運んでいる。訪問先は４４カ国・地域（延べ５９カ国・地域）に上り、
日本の外相としての初訪問も目立つ。
４年８カ月の在任中に５１カ国・地域（延べ９３カ国・地域）を訪れた岸田文雄前外相と比べても、そのハイペースぶりが際立つ。

　得意の英語を駆使し、通訳なしで外国要人との会談に臨むことも多い。
外務省幹部は「英語力は歴代外相でもトップクラス」と評価する。

　河野氏が外国訪問を重視する背景には、国際社会で影響力を増す中国の存在がある。
河野氏はたびたび、中国の王毅国務委員兼外相が、日本を上回る数の外国を訪れていると指摘。
「この差をこのままにしておくのは好ましくない」と危機感を口にする。

　一方、先の通常国会では、開会中の外国訪問が制限されることを疑問視。国会審議の在り方を見直すよう訴え、
野党から「国会軽視」と批判を浴びた。

　河野氏は、将来的な自民党総裁選出馬の意思を公言している。
北朝鮮問題をはじめ日本を取り巻く国際情勢が激変する中、外交面で実績を上げられるか、
「未来の首相」に向けた試金石となりそうだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080301161&g=po